書画/掛け軸 笛甫筆 二行書 56271
寛政11年、丹後国田辺藩士の家に生まれる。安政6年没、61才。
日本画家の野田九浦、脚本家の野田高梧は孫で、江戸後期の漢学者 儒学者です。
名は逸、通称は希一、字は子明で、別号は海紅園と言う。篠崎小竹・斎藤拙堂・坂井虎山とともに、文章の四名家と称されました。
「 藍水遠從千澗落 ・ 玉山高並兩峰寒 」 の漢詩で、藍水【らんすい】は遠く 千澗【せんかん】従【よ】りして落ち、
玉山【ぎょくざん】は高く 両峰【りょうほう】に並【そ】うて寒し。
藍水【らんすい】は、 『 長安の東南、終南山の麗にある景勝地「藍田」の付近を流れる川の名。 』
意味は「荘外をながめると、遠く多くの谷間の水を集めてそこから藍水へと落ちてくるし、
玉山はその二つの峰が高くならんできた赦免なのですでに寒色をたたえている。」
以下、問題点です。
円内は「虫喰い」ですが、気が付かない程度です。 |
裏面の「上巻絹」に、枠内は「破れ」、円内は「虫食い」ですが、気が付かない程度です。 |
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